子どもたちは夜と遊ぶ@辻村深月
と言う訳で読み終えた。読み終えてしまった。読んでる最中、終わりなんて来なければ良いのに、と思いながら。でも、辛い話しは早く過ぎれば良いのに、とも。物語が終わっても物語は続く、そう「文学少女」も言ってたし。
面白かった。僕の中の評論者顔した人がしたり顔であの面会室での対談は頂けないね、なんていってるけど、そんなのそれこそ月までぶっ飛ばした上で面白かった。
面白かった、て言う表現はなんかうまく言い表されないな。夢中だった、かな。読み終わって正直ぐったり。しんどい話しだった。今日半日読み耽ってしまった。まさに「耽」、耽々溺々、、耽美な時間だった。久しぶりのこの感じ。終盤はぼろぼろと泣きながら、読んでましたが。でも、よかった…。
とりあえず、辻村さんのほかの本、借りるんじゃなくて買ってこよう、そうしよう。と思ったらもう本屋が開いてない時間だった。むぅ。
誰かこれ読んでないかなー、あーだこーだ言いたい。とりあえずは人様の感想を読み耽よう。
- 作者: 辻村深月
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ミステリじゃなければ、島本理生とか好きな人にすごい勢いで勧めるんだけどなぁ。人が死んだり死ななかったりするからなぁ…。