英文エッセー 1.2 & 1.3

id:allegro:20060114:1137280998の続きです。

今回はパラグラフの展開の仕方について。パラグラフは中心となるトピックセンテンス(1.2)とそれを説明する文章(1.3)からなる。なんか論文長な文章になってしまった。

1.2 Positioning the Topic Sentence

トピックセンテンスの位置は、パラグラフのはじめか中間、終わりのいずれかに置く事ができる。
トピックセンテンスでは、そのパラグラフで表現したい事を明瞭に表す必要がある。焦点を絞り込み、簡潔なトピックセンテンスとする事で、逆に、シンプルなパラグラフを構成する事が可能となる。
トピックセンテンスを始めに置く場合は、始めに置いたトピックセンテンスに対応する「結びのセンテンス (concluding/clicher sentence)」を必要に応じておく事が出来る。これは、トピックセンテンスに表されたアイディアをまとめたり言い換えたりする事でこのパラグラフのポイントの決定付けをするものである。しかし、例えば"Those are the reasons I like baseball.", "Now I have told you why I like baseball."と言った、決まり文句や単なる繰り返し表現は適切なものではない。
中間や終わりにトピックセンテンスを置く場合は、「細かい事例から一般的結論を導きだす」「抽象化して行って論理的起点を求める」(abstracting back to a logical beginning)と言った形式を取る。



つまるところ、トピックセンテンスはパラグラフのいかなる所にでも置く事が可能ではある、という事だろう。重要なのはトピックセンテンスの位置ではなく、パラグラフで表現したい事をトピックセンテンスとしてまとめるという事であり、パラグラフはトピックセンテンスをコアとして展開するという事である。

単語

motherhood

母性

territorial

領土の

foremost

一番の、先端の、一流の

Developing a Paragraph

トピックセンテンスで述べられたメインアイディアに具体的情報を付け加える事で、パラグラフが展開される。ディーティルの付加によって主張の妥当性がサポートされる。ディーティルとして例えば以下のものが用いられる。また、このトピックセンテンスからパラグラフに展開して行く事、ディーティルを付け加えて行く事こそが重要であり、英作文として身につけるべき技法である。

  • 事実 (fact)
  • 例 (examples)
  • 出来事 (incidents)
  • 論証 (arguments)