Macがスリープ復帰後、使用するwi-fiを選択しなくてはならなかったので色々してみた

MacBookAir (2011mid, OSX 10.7.3)がOSX10.7.2の頃から、スリープ復帰後 接続するwi-fiを選択しなくちゃつながらない、と言う状況になっていました。

OS X 10.7.3アップデート時に「スリープから復帰の際にWi-Fiが繋がらなくなる問題の解決」とあったので、治るかな、と思ったけどその後も治らず、どうしたものかなと思っていたのだけど、キーチェーンアクセスをいじったら治った。

以下、TimeCupsule2ndgenがネットワーク名。
「キーチェーンアクセス」の「ログイン」項目中の[TimeCupsule2ndgen](種類はAirMacネットワークのパスワード)と、
「システム」項目中の[TimeCupsule2ndgen]の「常にアクセスを許可するアプリケーション」が異なっていたのでそれを同じになるようにしました。

具体的には「システム」のTimeCupsule2ndgenの「これらのアプリケーションによるアクセスを常に許可」の項目に

 /System/Library/CoreServices/Apple80211Agent.app
を追加。


スリープ復帰時にパスワードが求められる事はなかったんだけど、パスワードの問題だったのかな?



ついでに、ネットワークの状況が色々どうなっているか調べたのでメモ。

周囲のネットワークで使用しているチャネルとかを調べるにはairport -sを使う。チャネルが重複してると接続が遅くなっているので、重複している場合はチャネルを変更すると良い。

ターミナルで

/System/Library/PrivateFrameworks/Apple80211.framework/Versions/A/Resources/airport -s

を実行すると、こんな感じでみれます(適当にはしょってる。)RSSIが信号強度でCHANNELが今回注目するもの。

SSID BSSID RSSI CHANNEL HT CC SECURITY (auth/unicast/group)
3A6A032DEC5 00:1d:43:ce -54 10 Y -- WEP
0001softbank c2:f3:aa:dd -58 13 Y JP NONE
FON_FREE_IN 00:18:34:32 -84 13 Y JP NONE
5FF635A1A07 00:2d:73:3c -56 9 N -- WEP
CG-Guest 00:0a:73:ee -70 1 Y JP NONE
000A79EEE7E5 00:0a:71:ee -69 1 Y JP WPA2(PSK/TKIP)
TimeCupsule2 00:2d:73:3c -50 3 N -- WPA2(PSK/TKIP)

これでかぶってないチャネルを選べば良い、けど、チャネルを自動選択にしておけばここら辺はちゃんとやってくれるんじゃないかしら。
そしてこれを使わなくても、optionを押しながらメニューバー上のwi-fiアイコンをクリックするとこんな感じでwi-fiの状況を確認する事ができました。便利。
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あと、無線LANの強度を調べるには
/System/Library/CoreServices/にあるWi-Fi 診断を使うと良い。

こちらを使ってパフォーマンスを計測できる。計測結果はこんな感じ。

-80dBm以上を保っていれば接続はなんとかできる、のでこれで部屋の電波強度分布を計測すればつながりにくいところが数字で分かったりします。