「65億人のサバイバル」展に行ってきた

年始にまた行ってきました。日本科学未来館。今回の目当ては企画展「65億人のサバイバル - 先端科学と、生きていく」。

世界人口が65億人を上まわると言われる今、現代人は生き残ることができるのでしょうか? 50年先の日常生活を支える先端科学―それがもたらすものを見つめることで、現代に"生きる"とはいかなることかに迫ります。

日本科学未来館はこの秋より、「現代人のサバイバル」をテーマに企画展を開催します。会場を彩るのは、体験型の"サバイバー養成プログラム"。「エネルギー、フード、住環境、道具、コミュニケーション」の5つのミッションをこなすことにより、人類のサバイバル・ツールとしての科学の最前線を探究します。
http://www.miraikan.jst.go.jp/j/sp/survival/より

というもの。

エネルギー、食料、住環境、道具、コミュニケーション、それぞれのテーマについて、「いまを知る」「次をみすえて」「さらなる先へ」としてその分野のデータ、開発・研究されている事が展示されている。分野をうまく区切ってそれぞれに流れをつけて紹介する事ですごく分かりやすくなってたっけ。ポスターもすごくデザインされててみやすく、説明をするヒトもその分野の方なのかとても親切&丁寧&深く教えて頂いてとても面白かった。館内ショップではここで展示されてたポスターをカタログとして売っていてとても良い感じ。ひとつ買い上げました。

入り口には「たった一人のサバイバル - あなたにとって現代を生き抜く為に必要なものは?」として色々な人にとったアンケートが掲示されていた。たとえば「コスプレ(土佐信道明和電気)」「紙とペン(宮崎あおい)」「ニベアクリーム(葬儀師)」「大切な人の写真(宇宙物理科学者)」「愛(格闘家)」など。
なんだろなぁ。「言葉」かなぁ。「音楽」とか「PowerMac」とか「カメラ」とか「違い」てのもすてがたいけど。

写真は夜を背景に浮かぶGEO-COSMOS。これが本当に美しい。

このところ科学未来館ばかり行っているので、次は科学博物館に行きたい。おめあてはシアター360という全球型シアター。


It is essential that all 6.5 billion people living on the earth are deffirent; it is not a question of superiority

環境は変わり続け、私たち自身も少しずつ変化していく。
あなたと私のゲノムがわずかに違う事が、新たなサバイバルの戦いに有利に働くかもしれない。
65億の人が皆違っている事が重要なのであり、優劣は問題とならない。65億分の1の私である事が大切なのだ。
[「65億人のサバイバル」展より]

公式サイトはこちら(65億人のサバイバル - 先端科学と、生きていく。) 企画展は2月5日までだとか。