ダンスクラスにて。

前回、最後に踊った女子。「はろーはわいゆーぐーっどはわいゆーぐーっぐーっど」とお互い目を見ながら定型文をかわした後に、ふと、視線を外して「onegaisimasu?」と言われた。なんのことだか一瞬と言うか後までよく分からなかったので、とりあえずにっこり笑って「やーっ」と答えておいた。クラス終了後、彼女が「日本からキマスィタカ?」と。一瞬何語か分からず呆然と立ち尽くす僕。というか、僕の踊りがあまりに下手すぎて練習した方が良いですよ、とアドバイスされたのかと思った。違った。
ポッドキャストでほとんど毎日日本語は聞いてるものだけど、意外と分からないものだな。牛肉がいけないのかな、など思いつつ「いえス」と答えてトーク
夕食に誘って、僕が拙い英語で彼女が拙い日本語で、拙い会話を楽しむ。なんか、ゲームみたいで楽しい、と伝えたかったけど、多分伝わらなかった。リアリティなんてありません。
なんかこの、足を動かせど動かせど進まないもどかしい状況、どうせその状況に変わりがないのなら、やっぱり楽しんだもの勝ちなんだろうな、などと思ったりします。