勉強日記を書く。

結城浩さんの過去のエントリを見ていて見つけました。「勉強日記の書き方」について。「自分の理解を確かめて学習する事」について。

今、僕は主に英語の勉強した結果のメモなり文章をここに書いているけれど、基本的に文法事項は中学校でも高校でも大学受験の時にもその後も何度も何度もやってきている事なので、「知っている」はずの事が多いです。そうすると、どれもこれも、これって基本だよね、と。わざわざ勉強する事も、ましてや書く事も無いんじゃないか、と思う事もあります。
でも、こうして書いたりまとめていて思うのは、忘れている事も多いし、分かった事にしたままだったことも多いな、って事。「当たり前を書くこと」「他人に見せるように丁寧に書く事」「分からない事は分からないと書く事」この三つを心がける事で、そうした曖昧に分かった事にしていた事は何か、とかってことに気づく事が出来る。気づく事も出来る、かも。そうする事で、勉強した事の定着率も上がる、かな。10年前に比べて記憶力は落ちてるのかな、と思うので、こういう事を意識しながら勉強して行こうと思います。


「自分の理解を確かめて学習するということ 2005年10月26日 10:02」 より

学習するとき、特に独学しているときには「自分が本当に理解している」ことを確認するのが大事だ。では、どうやれば自分の理解を確認できるか。

簡単だ。自分が理解していることを示す「文章」を書けばよい。

その題材について「A. わかりやすい文章を書くことができる」ならば、「B. 理解している」といえる。

「ここはまだわかっていないけれど、先に進もう」という態度はそれほど悪くはない。悪いのは、わかっていないのに「自分はわかっている」と思い込もうとする態度だ。


「 勉強日記の書き方 2005年10月5日 16:56」より

勉強日記を書くときのコツをいくつか紹介しよう。

1つ目。「当たり前」を書け。 自分がそのとき「これは当たり前だからわざわざ書くまでもないな」と思ったことこそ書くようにしよう。自分が学んでいる真っ最中に「これは当たり前」と感じた点というのは、後から読み返すときに、自分の理解の「足場」になってくれるのだ。

2つ目。自分しか読まなくても、丁寧に書け。 自分しか読まないからといって雑に書くのは意味がない。むしろ、他人に見せてもいいくらいに丁寧に書くのがよい。参考書の本の名前やページ数、あるいはWebのURLなども、面倒くさがらずに書こう。後から読み返すときに、そこが手がかりになってくれる。数日後、読み返してみて分かりにくいなら、書き方が雑すぎる。

3つ目。「分からない」を書け。 自分が「まだこれはわからない」ということを書いておこう。しばらくして、読み返したときにチェックすることができるように。