僕たちはなんだかすべてを忘れてしまうね。

言語能力が落ちてる、と、ふと思った。いや、多分違う、そうじゃない。


podcastingを始めたきっかけのひとつに、拙い英語で頑張っていると、どうも拙い英語で伝えられる範囲、と言う枷が思考にはめられる気がして、怖くなって思う存分日本語で話したいな、と思って、てのがあって。
でも、その懸念をさておいといて、こう、話す量、聞く量、対話する量がスゴイ減った結果として、言語を使ってコミュニケーションを取るってのが非常におっくうになってる。
メールを書くにしても、ブログを書くにしても、チャットをするにしても、どうも、一歩踏み込まないとうまく始められない。これは…なんなんだろな。言語能力?コミュニケーション能力?ただ単に薄明の鬱?そうして始めたはずのpodcastingも休止しているしね。


だんだんと深い所に沈んで行くような、だんだんと何か今まで見えていたものが見えなくなって行くと同時に見えていたものを忘れてしまって行っている様な、この漠然とした不安はなんだろう。
答えのでない事が多すぎる。それはそれで良いと思ってる。あるがまま、それで良いんじゃないか、と。焦っている自分、つらいけど楽しんでいる自分、鬱に沈み躁に踊る自分、それはそれであるがままだよね、と。


でも、なんでだろう。


僕は、何か、大切な事を、忘れてしまっている、ような、そんな、焦燥感に、駆られている。忘れた、から、もう、もはや、思い出せない。思い出す事は、ない。


さよなら。