デジタルのおもちゃ箱を読みながらつらつらと。.

電撃文庫ブギーポップのTV CM.iBookを買った次の夏だから2000年夏か.そのCMのラストに「未来は僕らの手の中」だったかな,そんな台詞があって,その台詞がいたく気にってブギーポップを読み始めたんだが,それって,電撃文庫のポップに踊らされただけじゃん,とか,思ったり思わなかったり.と,ふとそんなことを思った.

未来がわき出る泉は今ここにはない.でも,どこかで生産された未来が,あらゆる場所に偏在している.
すごく,興奮する.

この人の文章はまるで文章ではない.言うなれば列挙.一文一文は短く,接続詞はほとんどない.あるものの中では,orが一番気につくかな.とりあえず思いつくままあげていってく感じ.そんなことないだろうけど.でも,それがすごいあってる.言葉の洪水で僕は溺れる.

僕は未来を渇望する.バックで流れるThe Back Hornが僕の渇きをさらに強める.