コーラ

久しぶりの投稿になります。
外に向かって何か言葉を出そうと内を見つめると、どうにも考えが巡ってしまうばかりで言葉を紡げない日々でした。
状況はそうも変わらず変わっていなくて、というかまさか状況が変わっていないということに、僕自身も驚きなのですが。


今日、あらたに、また一つ状況が変わらない事が確定しました。


現在、ぼくは学術振興会の特別研究員と言うものをして、糊口を凌いでいるのですが、
秋口に、今年度の学位取得見込みがなくなって留年確定になったことで、
来年度の契約が破棄されるものと思っていました。

そう思う事となった原因はいろいろあったのですが、
もう、そう信じ込み、ここ数ヶ月、来年度いったいどうしようか…ここまできたのだからやはり学位取得は目指したい…でももう…とりあえずは春までは収入があるけどその先は…というかその先につながるアクションをしてるのかしら…などと思い悩んでおりました。

で、今日ふとちゃんと確認してみたところ、学位未取得であっても大学に在籍しているのであれば契約破棄などと言う事は無いと言う事が判明しました。
…あれ?


まさに妄想とそこから産まれた不安にとらわれていた、という。
いまのままではまた来年同じような事をするかもしれませんが、
とりあえずこれで目前の危機からは回避されました。
そのさきの、と言う話はあるのですが、とりあえず目前の危機からは。


あ、お金、あるのか、使ってもいいのか…と思って、ここのところ我慢していたものを買いに行きました。
買ったものは、コーラ。500ccペットボトルのコーラ。148円。
僕が欲しかったのはこれだったのかーとしみじみしながら飲みました。


今日は昨日とは打って変わって寒い日で、雪が舞っていました。
雪が降る中、炭酸が沁みて泣けました。
お金がある事と生活が出来るのだと言う事と、とりあえず生きて行けるんだ、ということに、しみじみと思いいりました。


来年度からお金がないのか。どうしよう。といろいろいろいろ思いました。
どうしようもなにも何もしていないよな。なんでかな。こんなんでいいのかな。いいわけないよな。
どうしたらいいかな。いまやることをやるだけ、って、いまやってることは、やるべきことなのかな。
そんな事をぐるぐるぐるぐる思ってました。
だんだんお金がなくなってきて、その事実がまるで真綿で首を絞めるように
じわじわ、じわじわと、身に心に迫ってくるんだろな。
いつまで耐えられるんだろな、なんておもってました。


2年前、アメリカから帰ってきた時に、もうこんな、生きるとか死ぬとかそいう言うプリミティブな悩みと直面したくない(しんどすぎる)と思ったのですが、こうして何度も何度も何度もこういう思いに直面して生きていくのかなぁなんてことを思いました。


あぁ、いまはただ、安心しています。


今日、ちょうど見た言葉。id:Brittyさんのエントリの中の言葉。

わたしたちは、長生きして、幸せになりましょうね。

おへんじにかえて - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake

この言葉を旨に、丁寧に丁寧に生きたいなとそんなことを思いました。


そんな冬の日。
もうすぐ春が、やってきますね。