上京日記 (2) それぞれの山
激しくいまさらになってしまったけど。
今回の上京、いろいろな人に会えてとても良かったなぁとじんわり思った。色々な人たちに会って、話していて、「Web 2.0時代を生きる英語嫌いの若い人たちへの英語勉強法:親切バージョン - My Life Between Silicon Valley and Japan」のこの文章を思い浮かべた。
一つの山の頂に到達するためには、それなりの道がある。けれど同時に、その山を登りきっても、別の山に登ったことにはならないということも自覚しておかなければならない。だから、英語を実践で使わなければという急な要請を持つ人に、間違った山を登っている暇はないのである。昨日のエントリーのトラックバックの中に、僕が推奨する勉強法に近いことをやっているがTOEICの点が上がらない、と書いていた人がいたが、TOEICの点を上げるにはTOEICの点を上げるための勉強をしなくちゃいけないのである。
みな、それぞれ、それぞれのことをしていて、みなそれぞれの山を登っているんだな、と。それぞれの山は違えどもそうしていることに違いはない、と言うか。
まずは、大海氏におめでとう。大海氏の結婚式二次会参加で久しぶりに会った高校時代の友人たち。「山」に向かって「丘」を登っている、そんな時代の自分がぼんやりまだ生きてることを実感して、ほんのり「愛おしい」ような優しいような気持ちになったりしたりして。
サイエンス アゴラで(コミュニケーションはほとんどとらなかったけど)サイエンスコミュニケーションの分野で色々しようとしている方々。山を作り出して登頂している方々の熱気が頼もしかったり。
その晩、居酒屋で会った方々。生活に倦む事があってもそれでも生活していくと言うことに思いを馳せてみたり。
東京であった友人、ずっと昔から目指していた「山」、まさかそんな道から、と驚くような道を歩んでいたりして。
それぞれに会って、そんなことを思ったりした。どれも、すごい刺激になった。僕も僕の山頂に向かって拓いていかなくちゃね。
そういえば、11月上旬に再会した、僕がとても尊敬する友人(すごい人)との会話もそのような話だった。
結局さ、もうこれをやっていこうって、これを選んだんだから、やってくしかないな、とかそういう覚悟を、まぁ決めたのよ
あと書くのはサイエンス アゴラ、静岡。静岡って何か書くことあったっけ?