Good luck in our present

というわけで「彼」、帰国。今朝、日本へ帰りました。
十日間、あっという間でした。空港に送りに行って、先週の日曜日に迎えに行ったのがつい数日前みたいだな、とそんな感じ。


充分にもてなせたかは分からないけど、満足してもらえれば良かったなと思う。色々とこの先、うまくいくと良いですね。応援しています。これは彼に限った話でないけど。


「彼」が空港のゲートをくぐったその時、今の僕にはそこを通れないんだな、て言う思いが去来しました。今までも日本が恋しいか、とか、ホームシックか、とか、帰りたいか、とかと聞かれた事はあっても、「日本に帰る」ってのを現実感もって考える事ができなくて、特には別に、という返答をしていたんだけど。さすがに日本に帰る人が日本に旅発つ姿ってのはいやが応にも日本の事を連想させた。
東北の雪景色。桜舞う京都。若葉色の仙台。夏の海。紅葉に赤く染まる山。バイクで海岸線を駆け抜ける。むっと感じる熱気。それだけでなくて、京都の友人。名古屋の先輩。東京仙台広島静岡などなど。そこにいる人たちの事を少し懐かしく思いました。


日本はいつの間にかもう、桜が咲き始めているんですね。大好きだったんだけどな。桜風景。見ない年が来るとは思わなかった。あー、そっか。来年は一緒に見に行こう、と約束してたな。このまま多分すっぽかしてしまう。


ともあれ、お気をつけて。