センセイの鞄を読んでの昔話

面白かった。これは2001年に友人から勧められたんだった。
彼女からの「今度、私、結婚するんだよ」という電話の中で勧められた。記憶が確かなら。

結婚したら遠くなりますかね?


わからないよ まだ結婚したこと無いもん
でも 離婚したらまた近くなると思うよ

そんな話をしてた。結局彼女が結婚してから一度も連絡とってない、けど、お子さんも二人生まれて、健やかにすごしてるらしい、とか。幸せだと良いな。危うい所のあるヒトだったけど、結婚前はずいぶん安定してた。いいヒトと巡り会ったんだなぁ、と思った記憶がある。


いつの間にか当時の彼女の年齢も越してた。何か不思議だ。年は取ったけど、少なくとも彼女の立っていた位置まで僕は達することができたんだろうか。できてないな…。きっと、いつになっても遥か地平に燦然と輝き続けるんだろうけど。


あぁ、でも、みんな幸せになっちゃえばいいのにな。