お別れ第一号(2005.7.19.26:22記述)

元塾の生徒三人が家庭訪問。近況などを話して、一人には本をあげる。
五年後に帰ってくる予定ではあるけど、きっと覚えてないよね、なんて話しをする。覚えてないだろな。僕がどう感じていて、今日逢った事で僕がどういう感情を抱いたか、なんてきっと三ヶ月で忘れる。覚えていたいんだけどね。なんて事を思った。

覚えてないだろな。でも、覚えていたいな。

夕刻から坪沼の方でホタル祭りがある、という話を聞きご一緒する事にする。ホタル見たのは高校に年の6月以来、もう8年くらい前になる。記憶ではホタルって、FF Xの幻光虫みたいなイメージだったが、そんなに大きくなかった。てか、そのイメージはおかしいな。仄かな光が飛び交う風景は美しいの一言。
鎮守の森、村の神社のお祭り、黄昏時に祭りに向かう人々の列。と、まるで「日本の風景」。BGMは果てしなく青い、この空の下で…のテーマ。

僕は仙台に種を蒔けたんだろうか、と思う。蒔くことができたとしたら、この子たちだろうな、とも思う。幸多い人生を歩めたらいいね。そばでサポートする事は出来ないけど、遠くから、そう願ってます。それくらいしか、出来ない。