イリヤの空、UFOの夏〈その4〉

読了。
25:27追記。
読了。
おもしろかった。との意味で評価はs*1 お勧め度はA。
お勧め度がAなのは、物語は確かにおもしろかったし、ほろろときたんだけれども、胸を打ったのが彼女の言葉に、とか、彼の行いに、というのでなく、その状況なのではないか、と思ったから。いや、それでもいいものはいいんだけれども。まぁ、これも十分いいんだけれども。
何というか、強く儚いもの系とでも名付けましょうか。すごく形式美な気がしてしまったんです。この手の話、ってのは、筆力云々はおいといて、しっかりと書き上げれば*2、その物語故に名声と罵声がつくんじゃないかなぁ、と。
して、形式美、状況萌え、ってのは、誰彼かまわず進めるほど自信ない、との訳で、この評価にしました。

登場人物はよかったし、文もおもしろかった。こういう物語は、好き、だし。ほろろ、ともきました。でも、なんか、ここまできたらもう一発ほしかったなぁ。

追われる僕らと、終わりの果てに。+エピローグ。
こう魅力的なキャラが多く、さらに、書かれていないエピソードも多い、となると同人誌とかって多そうですね。Airやりたいな。

追記2
イリヤ発刊ペースめちゃくちゃやん。4が出たのは先々月。で、先月なんかもう、新シリーズ出してる、と。

*1:小文字

*2:書き上がれば、でなく